[JavaScript] UUID.js を更新しました!
- 2010-07-27
- カテゴリ: Client Side
- タグ: JavaScript UUID アルゴリズム
以前公開したまま放置していたJavaScript用のUUID生成ライブラリ、UUID.jsの最新バージョンを公開しました!
大幅な機能追加とバグ修正が行われて、ホスティング先もCodeReposからGitHubに変更されました!
LiosK's UUID.js at master - GitHub
UUID.js: The RFC-compliant UUID generator for JavaScript.
↓こんな感じのRFC 4122に準拠したUUIDをJavaScriptで簡単に生成することができます!
368606ed-98b5-11df-8fd2-0ba59ea365b9
UUIDは大量に生成しても重複が起きないように工夫されているので、中央で統制を取らなくとも一意のIDを生成できて何かと便利です!
使用例や動作サンプルは続きで!
JavaScriptの乱数の精度の話
- 2010-06-03
- カテゴリ: Client Side
- タグ: JavaScript Tips アルゴリズム
前回の記事で予告したとおり、今回はJavaScriptのMath.random()で生成できる乱数の精度の話。
前回の記事で、JavaScriptでは2^53未満の正整数を扱うことができるということがわかったから、今回の記事では2^53未満のランダムな正整数を生成してみる。
具体的には↓のようなコード。
var ub = Math.pow(2, 53), list = []; for (var i = 0; i < 16; i++) { list[i] = Math.floor(Math.random() * ub).toString(2); while (list[i].length < 53) { list[i] = "0" + list[i]; } // padding } window.alert(list.join("\n"));
[Concurrent Haskell] 無限リストが止まらない
- 2009-11-03
- カテゴリ: Client Side
- タグ: Tips Haskell 並行計算 アルゴリズム
HaskellのControl.Concurrent.Chanを使って、簡単な並行処理プログラムを作ろうとして試行錯誤したのでメモ。
Control.Concurrent.ChanはHaskellで並行処理をするときに使うことができるFIFOキューライブラリ。複数のスレッドからキューにデータを流し込んで、別のスレッドがそのデータを読み取って処理をしたりすることができる。
Control.Concurrent.Chanを使えば、スレッド間の排他処理とかを全く考えずに済むので、簡単に並行処理プログラムを書けるかと思っていたけど、処理終了時の扱いに悩んだので、ちょこちょこと試行錯誤してみた。
詳細は続きで。
UUID.js を CodeRepos に放流しました
- 2008-10-08
- カテゴリ: Client Side
- タグ: JavaScript UUID アルゴリズム
[追記] UUID.jsの最新版はGitHubで公開されています! (解説記事)
表題の通り、UUID.js を CodeRepos に放流しました!
root/lang/javascript/UUID.js - CodeRepos
まだまだ育て甲斐のある状態なので、どんどんいじっちゃってください!
UUID.js が UUID version 1 に対応しました
- 2008-10-04
- カテゴリ: Client Side
- タグ: JavaScript UUID アルゴリズム
[追記] UUID.jsの最新版はGitHubで公開されています! (解説記事)
今までは UUID version 4 にしか対応していなかった UUID.js を、UUID version 1 にも対応させてみました。
使い方
使い方はやっぱり簡単。
- 1. UUID.js をロードする
<script type="text/javascript" src="uuid.js"></script>
- 2. 引数に
{ version: 1 }
を渡して生成する var uuid = UUID.generate({ version: 1 }); // "3db93340-91f7-11dd-a2aa-69df78d74e01"
引数を渡さずに生成すれば、前回通り version 4 の UUID を生成するよ!
[UUID.js] バグがあったので修正しました><
- 2008-10-04
- カテゴリ: Client Side
- タグ: JavaScript UUID アルゴリズム
[追記] UUID.jsの最新版はGitHubで公開されています! (解説記事)
前回のエントリーで公開したばかりの UUID.js ですが、いきなりバグが出てしまったので修正版を公開しました><
バグの内容は、Math.random()
の精度が 32 ビットしかないブラウザで、生成される UUID の下四桁が全部ゼロになってしまうという問題でした><
しかも、その「Math.random()
の精度が 32 ビットしかないブラウザ」っていうのが、Opera, Safari, Google Chrome の 3 つで、IE と Firefox 以外では再現してしまうバグでした><
ちょっと確認すればすぐわかるはずの初歩的なミス><
バグの原因は、32 ビットの精度しかない乱数を 48 ビットとして扱ったことによるものだったので、乱数生成関数を工夫して 32 ビット精度の乱数から 48 ビットの乱数を生成できるように修正しました><
[JavaScript] UUID.jsを作成しました
- 2008-10-04
- カテゴリ: Client Side
- タグ: JavaScript UUID アルゴリズム
[追記] UUID.jsの最新版はGitHubで公開されています! (解説記事)
UUID (Universally Unique Identifier) を生成する JavaScript ライブラリを作ってみたので公開します。
UUID は、128 ビットの長さを持つ識別子です。普段使うときは↓のように 16 進法で表現されて、ところどころにハイフンが入ります。
e8783d5e-90dd-4af9-8aa6-371d43fcbcb4
UUIDは 128 ビットで 2128 = 3.4e+38
通りもあるので、偶然同じ ID が生成されることが (ほぼ) ないんです。だから、ID の一意性を維持するためにわざわざ統制する必要がなくて、面倒くさがりな人間にとっては便利すぎる ID なんですね!
で、そんな便利な UUID を JavaScript で使うためのライブラリを探してみたのだけれど、あまり良いものが見つからず。英語版 Wikipedia に書いてある JavaScript UUID Class というのも試してみたけれど、RFC 4122 に書いてある UUID の仕様とはちょっと違う感じの不思議な ID を生成するのでいまいち。ということで、自分で RFC を読みながら実装してみました。
使い方等は続きで。
[Haskell] 素数列を生成するアルゴリズム×3
- 2008-09-10
- カテゴリ: その他のプログラミング
- タグ: Haskell アルゴリズム
最近すっかりブログから離れていたので、リハビリがてらにメモ代わりのエントリー。
Haskellで素数の無限リストを生成する関数を3つほど作ったのでメモ。
primes1 = 2:f [3,5..] where f (x:xs) = x:f [y | y <- xs, mod y x /= 0] primes2 = 2:filter f [3,5..] where f n = all ((/= 0) . (mod n)) (takeWhile ((<= n) . (^ 2)) primes) primes3 = 2:f [3] [3,5..] where f (x:xs) ys = let (ps, qs) = span (< x^2) ys in ps ++ f (xs ++ ps) [z | z <- qs, mod z x /= 0]
primes2
に関しては1000000個の素数 - HaHaHa! - haskellを、primes3
に関しては誇大宣伝ではないエラトステネスの篩 - HaHaHa! - haskellをそれぞれ参考にした。
以下解説。
HaskellでProject Eulerに挑戦してみた
- 2008-08-24
- カテゴリ: その他のプログラミング
- タグ: アルゴリズム Haskell
id:gomi-boxに触発されて、Project Eulerに挑戦してみた。
Project Eulerみたいな、アルゴリズム的なものを書いて一人でくねくねする遊びは、Haskellとの相性が良すぎる。
コードは続きで。