coLinuxが意外と簡単に使えて驚いた
coLinuxを久しぶりにインストールしてみた。以前導入したときはネットワークの設定とかがやたらと面倒だった記憶があるんだけど、今日やってみたらものすごくすんなりいってしまって驚いた。
とりあえずインストール方法をメモ。
必要なものをダウンロード
ダウンロードページから必要なものをダウンロードしてきます。
必要なのはcoLinuxのインストーラーとUbuntuのイメージファイル。現時点の最新版はcoLinux-0.7.3.exeとUbuntu-7.10.ext3.2GB.7z。
coLinuxのインストール
インストーラーの指示に従って素直にcoLinuxをインストールします。
インストールしたコンポーネントは↓のような感じ。
使わないからTAPは外してみた。一番下のRoot Filesystem image Downloadというチェックも外してある。
インストール先も素直にC:\Program Files\coLinux
に設定してインストール終了。あっという間。
Ubuntuイメージのインストール
インストールといっても、ダウンロードしたファイルを解凍して出てきた中身をC:\Program Files\coLinux
にコピーするだけ。7z形式を解凍できなくて泣きそうになっていたことは秘密。
設定ファイルを用意
↓のような内容の設定ファイルをC:\Program Files\coLinux\ubuntu.conf
に保存。
# カーネル kernel=vmlinux # Ubuntuのイメージファイル cobd0="C:\Program Files\coLinux\Ubuntu-7.10.ext3.2gb.fs" # スワップ用のイメージファイル cobd1="C:\Program Files\coLinux\swap128.fs" # よくわからない root=/dev/cobd0 ro initrd=initrd.gz # メモリ容量は128MB mem=128 # ネットワーク設定に必要らしい eth0=slirp,,tcp:2222:22 # ローカルのファイルにアクセスするために必要 cofs0=C:\
起動
設定ファイル名を指定してcolinux-daemon.exe
を起動。
C:\Program Files\coLinux> colinux-daemon @ubuntu.conf
これで起動完了。コンソールウィンドウが立ち上がったはず。
まずはroot/rootでログインする。
マウントの設定
デフォルトではローカルドライブが/opt
にマウントされるけど、個人的にはちょっと気に入らないので、これを/mnt/c
に変えてみる。
まずは/mnt/c
というディレクトリを作ったら、vimで/etc/fstab
を開く。
mkdir /mnt/c vim /etc/fstab
/etc/fstab
の末尾を↓のようにちょこっと修正。
cofs0 /mnt/c cofs defaults 0 0
これで/mnt/c
にマウントされるようになる。
apt-getとか
とりあえずいろいろとアップグレード。
apt-get update && apt-get upgrade
SSHのインストール
SSHサーバーを入れておく。
apt-get install ssh
ユーザーの追加
普段使い用のユーザーアカウントを作成。
useradd liosk -m passwd liosk
SSHでアクセス
一度coLinuxを再起動したら、TeraTermなどでlocalhost:2222
にアクセスする。
わーい、普通にアクセスできたー
まとめ
- 意外と簡単にcoLinux環境が構築できた
- セキュリティ関係とか日本語関係とかの設定をしないといけないけど全くわからない
追記
TeraTermを使ってSSH経由だけで操作するようにしたら、日本語キーマップとか日本語入力とかの面倒な問題が全部解消するんだね!横着だけど最高!
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